SPM拡張ツール”CAT12″の導入方法まとめ

CATはJena University Hospitalで開発されたSPM12の拡張パッケージで、脳画像解析においてVoxel-based morphometry (VBM), Surface-based morphometry (SBM), Deformation-based morphometry (DBM), Region- or Label-based morphometry (RBM)が可能です。スタンドアロン版も公開されており、こちらはMatlab Runtime R2017bのみで使用可能です。

本ページではCAT導入までの流れを記載します。

公式サイトはこちら

CAT12の公式マニュアルはこちら

目次

CATの導入方法

STEP
SPM12のインストール

下記サイトからSPM12をダウンロードし、Home directryに移動させましょう。

Matlabを起動し、SPMにパスを設定しましょう。

Matlabのコマンドウィンドウに”spm”と入力して起動することを確認しておきましょう

>> spm

セキュリティに引っかかる場合は、システム環境設定 > セキュリティとプライバシー > 一般 を開いて、認証を行いましょう。CAT12の起動時にも同様の警告が出る可能性があります。

STEP
CAT12のインストール

下記サイトからCAT12をインストールしましょう。

クリックでダウンロードできない場合は、右クリックから”リンク先を保存”を押しましょう。

ダウンロードした”CAT12″フォルダを解凍し、”SPM12″ディレクトリ内の”toolbox”に移動させましょう。

SPMを起動し、”PET&VBM”をクリックして開きましょう。

左下に”Toolbox”のタブがあり、その中にCAT12がインストールされていることが確認できます。

CAT12を選択して起動しましょう。

CAT12のウィンドウが立ち上がれば導入は完了です。実際の使い方については別ページで説明します。

お疲れ様でした。

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脳神経内科医。脳画像解析と機械学習に関する記事を掲載します。ご指摘等ございましたらコメント欄またはTwitterにご連絡ください。

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